四コマ漫画で笑って泣いて感動する！施川ユウキの「オンノジ」

皆さんは四コマ漫画を読む機会はありますか？
そしてその四コマ漫画で泣いたことはありますか？
今回は2014版『このマンガがすごい』オトコ編９位に選ばれた施川ユウキの『オンノジ』をご紹介！

——————————–

さっきまで笑っていたはずなのにいつの間にか涙がホロリ…？

オンノジ　全１巻　
秋田書店
(著)施川ユウキ

(出典 akitashoten)

《あらすじ》
突然、人がいなくなった世界で、少女・ミヤコと元少年のフラミンゴ・オンノジが暮らしていく、笑えて、驚いて、切なくもなる日常とは…。
鳥と少女と無人街。非日常系ギャグ4コマ!!
(出典 akitashoten)

 
《人物紹介》
ミヤコ
主人公。人間も動物も、生物が何もかもいなくなった世界に、何故か1人だけ消えることなく残された少女。想像力が豊かで、様々な空想をして過ごしている。人恋しさを感じることもあるが、街を1人歩き回りながら、元気に過ごしている。人が居なくなった世界に順応したために、食料品を窃盗することに留まらずデパートのマネキンを壊したり回転寿司のレールで遊んだりと奔放に暮らしている。オンノジと初めて会話を交わした時に、自分が過去の記憶を失っていることに気付く。
(出典 wiki)

 
オンノジ
ミヤコと同じく、生き物（ミヤコ除く）全てが消えた世界で暮らすフラミンゴ。ミヤコよりは常識的でありツッコミ役。元は普通の男子中学生だったが、ある日起床すると、自分以外の生き物が消えており、かつ自身はフラミンゴに変化していた。「オンノジ」というのはミヤコに付けられたあだ名。ミヤコと異なり以前の記憶はあり、自宅や人間時代の写真が残っている。本が持ちにくくなっているなど、人間時代と比べると手足の動作に多少不便が生じているが、基本的には器用にギターを弾いたりスケボーに乗ったりできるようになっている。また背にミヤコを乗せて歩くこともできる。
(出典 wiki)

『もずく、ウォーキング!』や『サナギさん』や『森のテグー』など数多くの４コママンガ作品を手がけている施川ユウキ先生。
今回の『オンノジ』もまた施川ユウキ先生の独特の空気感で展開されていきます。

人間が誰もいなくなった世界…と聞くとまず何を思い浮かべますか？
自分の家族や恋人、友達はどこへ消えたの？人類は滅亡した？この世の終わり？
そんなマイナスな考えばかりが浮かびます。しかし『オンノジ』ではそんな人っ子一人居ない世界をポジティブに捉え、遊ぶ少女と喋るフラミンゴで展開されていくお話です。
ギャグとシリアスなシーンが交互にきて全１巻という短さですが１巻の間に感情を揺さぶられます。

１人の時は感じない２人になったからこそ気付く寂しさや不安。
そういった気持ち、終盤の勢いと最終章の素晴らしさに涙がホロリとこぼれます。

 
試し読みこちら
⇒秋田書店公式ホームページ

「オンノジ/施川ユウキ」めぐやんに、「なみさんっぽいよ」と言われて買った。何回も読んで、何回も声出して笑って、何回か声出して泣いた。すばらしい本だ。私の理想の結婚はこれだ。 http://t.co/MILRckzSrs http://t.co/5pndkKFYmr

— かあここ (@kaakoko) 2014, 2月 20

4コマ漫画「オンノジ」読んだ。ある日突然人がいなくなった世界で生きる、女の子とフラミンゴの話。ときどき泣いた。おもしろかった。

— たかはた　ななえ (@na_na_e) 2014, 1月 21

オンノジ、面白いけど感動でところどころ泣いた好きなマンガ！！おめでとう～～また読み返そ(^o^)/

— なつこ (@725__xx) 2013, 12月 9

それと同時にオススメ頂いた借りたのが施川ユウキ先生の「オンノジ」・・・これは、映画化できるレベルだと思う、笑って笑って、そして泣いた、良作。

— なるあすく＠じょしよん2015年2月発売 (@naruasuku) 2013, 9月 27

施川ユウキのオンノジなるマンガでマジ泣き。「でもこれ、マジ泣きするようなマンガなのか？」といって三日後、もう一度読んだらまた泣いた。なんなんだこれは。

— マ・ヤ・ン (@seisyunkippu25) 2013, 5月 15

施川ユウキ「オンノジ」を寝起きに一気読みして、笑って、そして泣いた。突然二人（？）だけになった世界で起きる笑いと切なさ。4コマ漫画の域なんてとっくに出ていて、このSF的要素の強い作品を、この作家さんを、僕は大好きになってよかった。

— 略しておどPは冷凍睡眠まであと一年 (@vocaliod_P) 2013, 4月 29

施川ユウキ先生のオンノジすごい素敵な話だった。泣けた・・・・・。サナギさんももずくもテグーも泣いた。心にしみる四コマかかせたらNO.1だわ。

— ファーファ (@arinncorin) 2013, 5月 12

あわせて見たい泣ける漫画特集